とある日の妄想

- 高校時代(1)〜英語の教材を売りにきたセールスマン -

何気ない日常にふと思いついた世迷言をつづるブログ

 

rss-feedRSSフィード

■携帯版はこちら
http://blog.toaruhi.net/m/

携帯サイトQRコード

ブログ内検索

キーワード

 

※検索エンジンで検索した情報が見当たらない場合にご利用ください。

新着記事

カテゴリ一覧

外部リンク

創作物の規制/単純所持規制に反対する請願署名市民有志

作者について

2004年02月02日(木)
高校時代(1)〜英語の教材を売りにきたセールスマン
記憶の片隅
高校に入ったばかりの頃、俺は相当英語が苦手だった。
授業を聞いててもさっぱり。
勉強する気もなかった。

そんなある日、うちに教材のセールスマンが来た。
40〜50くらいのさえないおっさんだったと思う。
おっさんが売り込もうとしていたのは30万もするセット。
英語と国語の教材をまとめたものだった。
母は買おうとしていたが、俺は無駄だと思い反対した。
するとセールスマンは5分だけ、俺と話がしたいと申し出た。

そのとき俺は風邪をひいて熱をだしており、ひどくわずらわしいな、と思ったが、セールスマンに押し負けて話を聞くことになってしまった。

セールスマンは教材の1ページを開いてみせる。
やむをえず、ぼーっとしたまま耳を傾ける。
ほんの簡単な問題の1つを、俺に解説した。
たったそれだけのことだった。

いまでもとても不思議なことなのだけど、大げさにいうのではなく、その一瞬は俺の人生に非常に大きな影響を与えることになった。

セールスマンの行った簡単なレクチャーは、俺の中にするりと入り込んで、「解る」ことの面白さにかわった。興味をもつきっかけとなったのだ。どんな教師の冗長な英語の授業も、あの一瞬のような衝撃はなかったし、 むしろ退屈なだけだった。

大切なのは100万の無駄な言葉ではなく、1つの自分にとって必要な言葉なんだ、ということだろう。

結局30万の教材を買って、それ以来そのセールスマンにはあっていないのだけど、今でもあのときの不思議な感覚は忘れられない。
英語の成績は、それ以降、目に見えてあがっていった。

熱をだしてぼーっとしてたのがかえって良かったかもしれないけど…。
俺の高校生活最高の恩師は、あのセールスマンってことになるかな。





トラックバックURL

コメントを投稿する

名前
コメント


Dragon Quest 6

龍が如く4

FF13

THIS IS IT

ときめきメモリアル4

鉄拳6